ただ、「どうせ散らかるから」と、散らかった状態を続けていると、いわゆる「汚部屋」になりかねません。

「部屋の乱れは心の乱れ」とはよく言ったもので、散らかったままの部屋にいると、どうも落ち着きませんよね。

そこで、我が家では①食事前(昼食・夕食前)、②出かける前、③就寝前に、必ず片付けてから行動することをルールとしています。

この「3前運動」を実施するようになり、ほかの時間にずいぶん散らかっていても、まあいいか…と思えるようになりました。

散らかっているときと片付いているとき、メリハリが重要です。

「3前運動」によって、片付いている状態の部屋を家族に印象付けることができ、片付けの大切さを言葉にせず伝えることができます。

やはり夫も子供たちも、朝起きたときに、食事中に、帰宅したときに、部屋が片付いていると気持ちがいいと実感してくれているようです。

1日およそ4回、1回につき10分もかからない片付け習慣で、無理なく、毎日をすっきりと過ごせそうです。