リビングの天井は勾配天井で、かなり開放感があります。
この開放感は残したかったので、キッチンの上部分を使いました。

広さは4畳くらい。高さは130センチほどなので、
ロフト内で立つことはできませんが、荷物を入れるだけなら十分です。

しかし大きな問題が。
ロフトに上がるには梯子を使うのですが、そのためにはソファを移動させなくてはいけないのです。
これがなかなか面倒。
こまめに物の出し入れをする気にはなれなくて…。

しかもロフトには窓や照明がなく、電源もないんです。
どれか一つでも作っておくべきでした…。
なのでロフトに上がるのは明るい時間帯だけ。
ちょっと不便です。

そんな不便な中でも何度か荷物を出し入れしているうちに、
なぜかロフトの中にいるとすごく落ち着くことに気が付いてしまいました!

ロフト内の壁紙は黒なので、暗くて狭い小さな場所。
文字にするとあまり良い場所に思えませんが、
小さな頃に押入れに入って遊んでいた時のような気持ちになる場所なんです。

試しに充電式の小さな照明器具とアロマキャンドル、好きな本、
ブランケットを持ってロフトに上がってみたら、なんだかものすごくワクワク!
ゆっくり本を読んじゃいました。

そこで、今はまだ改造中ではありますが、ロフトの荷物は段ボールなんかじゃなくて可愛いケースに揃えたり、
段ボールに入らない物の上には好きな布をかけて存在感を消したりして、
居心地の良い空間にしようと考えています。

そう考えると、ソファの移動も面倒には思わなくなりそう。
でもこれからロフトを作る人は、照明のことや梯子の位置など、
十分イメージして作ることをおすすめします。

そして我が家にはもう一つ不思議なロフトが。

これは元々予定されていなかったスペースなんです。

設計の上でどうしても必要な梁がいくつかあって、
元々はそれが何本か出来るはずだったのですが、
梁と梁の間をふさぐと1畳くらいのスペースができることがわかりました。

ここはメインのロフトと違って、リビングからは丸見え。
どう使おうかはまだ悩んでいますが、スピーカーか照明を置こうかと考えています。