両サイドに車庫を配し、コンクリート打ち放しと石材で印象的な外観としました。
左側の車庫と石材のファサードの間からエントランスに入ります。

室内のインテリアにつながるモダンなエントランスとしました。

明るくメリハリを持たせた空間としました。

奥様の趣味は白でエレガント、ご主人は黒でクール&ソリッド。

両者の好みを取り入れ、素材では木のフローリングや家具にウェンゲ(濃い茶色の木)を使用し高級感とクールな雰囲気を演出し、照明の使い方でエレガント感を出しました。

この家には4つの中庭があり、他に観賞用の「和庭」と「水庭」、物干し専用の中庭があります。

庭は家を建てて余った土地では無く最初から住宅の一部と考え、庭によって出来た壁に窓を設ける事により隣地に面さないプライバシー度の高い開口部を設ける事が出来ます。

リビングから外に出られるメインの中庭の反対側にある観賞用の「水庭」。

外に出て楽しめる実用性や観賞用などと用途を限定する事で住宅のインテリア性を高めています。

2つの中庭からの採光で十分すぎるほど明るいリビング。

左奥の3枚の扉は、右から食品庫、洗濯室、バスルームにつながります。
家事動線を短くするため、一箇所に集約しました。

モノトーンにデザインしたトイレ。

装備、収納も充分なシステムキッチンを採用しました。

奥に見えるのが和室。

和室の横には「和庭」もあり、全ての部屋から中庭が見えます。

ライトアップした中庭が部屋の演出効果を高めます。

断熱性能の高いガラスやアルミサッシを採用したことでコストアップにはなりましたが、一年を通して快適な室内環境となりました。