テーブルとか机を新しくしようと探してみると、思ったようなテーブルがなかったり、意外と高価だったりという場合には、DIYでテーブルを作ってしまう方法もあります。
自分好みの形やサイズのテーブルにしたり、男前インテリアに似合うようなラフなテーブルを作ったりすることもできます。
作り方によっては、案外、簡単にできるので実例を交えてご説明します。
それでは、まず、どんな雰囲気の作品があるのか見てみましょう。
ダイニングテーブルDIYの実例
ラフな感じのテーブル
こちらもエイジングされたような板を使用した例です。
テーブルの中央部分にをアンティーク調のタイルを埋め込んで、ぐっとオリジナリティ感をアップしています。
木材の耳がついたナチュラルな感じのテーブル
レッドパインの集成材をテーブルの天板に使用しています。
木材の表面の木肌が残った耳の部分をテーブルのエッジ部分に使って、木のナチュラル感が感じられるテーブルです。
ウォールナットの集成材を天板に使用しています。
表面はウレタン塗装で仕上げているので、汚れも簡単にふき取れます。
シンプルナチュラルな感じのテーブル
タモの集成材を使用し、テーブルの脚も同じ木材で仕上げています。
同じ種類の角材をテーブルの脚にすることで、ウッディで安定感のするテーブルになっています。
タイルを天板に使ったテーブル
モザイクタイルに気に入ったデザインタイルを埋め込んだダイニングテーブルです。
木の風合いとは違う感じがします。
こちらもモザイクタイルにデザインタイルをあしらったテーブルです。
組み合わせるタイルによって、ぐっと高級感が増します。
アクセント用のデザインタイルを見るfa-arrow-circle-right
どうでしょう、テーブルの天板の素材やテーブルの脚の部材などによって、結構、印象が変わると思います。
お部屋のイメージに合わせた天板の素材を見つけて、テーブルの脚をそれに合わせて選んで組み立てるという流れが一般的だと思います。
それでは、実際にどんな風に作るのかを見てみましょう。
ダイニングテーブルの作り方
ここでは、ほとんどのホームセンターにはおいていて、簡単に入手できるツーバイ材をテーブルの天板にした例を参考にご紹介します。
テーブルの天板の材料の準備
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ホームセンターによっては、購入した材料をカットしてくれるサービスなどもあるので、初心者の方であれば利用すると便利だと思います。
塗装の前の下準備
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サンドペーパーも木材を購入する際に、一緒に購入しておきましょう。
#80・#150・#240・#400ぐらいの種類があれば十分だと思います。
切断した面の角の部分などは、#80か#150のサンドペーパーで、表面になる部分などは#400ぐらいを掛けましょう。
テーブル天板の塗装
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サンドペーパーで表面を整えたら、さっそく塗装しましょう。
塗料には、浸透するタイプで木目を見せるステイン系の塗料と塗膜を作って木目を隠してしまうタイプがあります。
動画では、木目を生かすステイン系のウォールナット色を使っています。
また、ステインには水性と油性がありますが、室内なので匂いのすくない水性タイプをつかっていますね。
使う塗料の使用方法に応じて、色の濃さや木目の見え方などの風合いを見ながら、何回かに分けて塗り重ねて、徐々に仕上げることをお勧めします。
テーブル天板の組立て
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塗料が乾燥したら、テーブルの天板になる部分を連結して固定します。
動画のように、下穴をあけてから木ネジでしっかり固定しましょう。
無垢材なので、収縮や反りを防止する対策をする必要があるかも知れませんが、ツーバイ材を使ったラフなイメージなので、そこまでは必要ないでしょう。
テーブルの脚
テーブルの脚まで自分で作るとなると、高さの調整などに手間取ってしまう可能性もあるので、できるだけ既製品の中からイメージに合うものを探して、組み合わせる方が簡単だと思います。
ダイニングテーブルとして使用するのであれば、安全も考えてできるだけ頑丈そうな脚を選びましょう。
テーブルの脚の取付け
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脚に付属しているネジやボルトでテーブルの天板の裏に既製品の脚を固定します。
テーブル脚の固定完了
しっかり固定されているかなどを確認して、ひっくり返せば、テーブルの組立ては完成です。
ニスの塗装
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水性のステインで仕上げたマットな感じのままが良ければ、ニスの塗装は必要ありませんが、ダイニングテーブルとして使うのであれば、ニスを塗って表面を保護しても良いと思います。
この当たりは、使い方や使い込んだ味わいなどもあるので、お手入れしながらお好みで調整してもよいでしょう。
ダイニングテーブル完成!
ツーバイ材を使ってウォールナット風のダイニングテーブルが出来ました!
どうでしょう、道具と材料さえ準備すれば、後は組み立てるだけのため、DIYが初めての方でも案外簡単に作れると思います。
自分でサイズや色を決めたりできるのはDIYの良さや、多少のキズや失敗などが逆に愛着になったりするのがDIYの醍醐味だと思います。
是非、楽しみながらチャレンジしてみてくださいね。
実例にあるような「シンプルナチュラルな感じのテーブル」をつくりたい場合は、以下の家具につかう集成材をテーブルの天板としてご検討ください。